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e.motion® パワーアップグレード

​実質的な速さの追求

HEICO SPORTIVは1995年以来、ボルボ専用パフォーマンスパーツの開発と販売を行っています。

その象徴ともいえるのがECU(エンジンコンピュータ)チューニングです。

長年のモータースポーツ活動、ニュルブルクリンク耐久シリーズでの数々のクラス優勝、ボルボディーラーとしての知識、そしてボルボにとってより優れたパフォーマンスとトルクを効率よく活用するノウハウ、これらが製品開発のベースとなっています。

HEICO SPORTIVのECUチューニングe.motion®(イーモーション)は、

”efficiency in motion(動作における効率)”を意味します。

HEICO SPORTIVが考えるストリートユースにおけるベストな特性は、低回転から高回転までの全域で比較的フラットで分厚いトルクを持たせることです。これはむやみに数値上のスペックを求めるのではなく、どのような状況からのアクセルワークに対してもトルクフルな加速が得られる実質的な速さを追求した結果です。

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トルクバンドの広い加速特性はギアポジションに影響されにくいため、通常走行ではシフト回数も減り、スムーズなドライビングが可能となります。

さらに、わずかなアクセルワークでも十分に加速するため不要なアクセル操作がなくなり、結果として燃費を大きく損なうことなくパフォーマンスを得ることができるのです。

​OEMレベルの信頼性

パフォーマンス向上は当然ながら、車への負荷を極力少なく抑えることも重要となります。

e.motion®はCAN通信により可能となった、エンジンの保護監視機能を実装しています。エンジンが適正な状態でのみ動作するため、エンジン温度や過給その他に問題が発生すると、直ちにノーマルエンジンマップを読み込み、過負荷によるエンジンやドライブトレインへのダメージを回避します。

開発にあたっては車種ごとで異なるエンジン、ギヤボックス全ての組み合わせにおいて、徹底されたプロセスが適用されます。

 

まず、自社のダイナモメーターにてマップ上のパラメーターを調整、ベースとなるセッティングを探ります。

HEICO SPORTIVが目指すのは、エンジン、ギヤボックス、ドライブトレイン、触媒の耐久性を考慮しつつ、レール圧、ブースト圧、燃料噴射のタイミングや長さといった複雑な相互作用の高い次元での達成です。特に注目すべきは、エンジンの寿命に大きく影響するシリンダー内の燃焼圧力の正確な割り出しです。

 

続いて実走行によるパフォーマンスと耐久性のテストです。

一般道やアウトバーンでの通常走行、サーキットでの高負荷走行、それぞれ一切の妥協なくシミュレーションを行い、最終的なセッティングを決定します。

 

これらの開発プロセスはドイツ連邦自動車輸送局(KBA)によって、ISO 9001:2008品質マネジメントシステム、およびISO 14001:2004環境マネジメントシステムへの適合を認定されています。

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