HISTORY

・1993年 ポルシェ911 RSR(3.8L) ル・マン24時間耐久レースにてGTクラス3位入賞 。
・1993年 ポルシェ911 RS N-GT ニュルブルクリンク北コースでの計10回のVeedol耐久レースで5勝を挙げる(GTクラス)。その他の5レースでは2位、3位に入賞という結果を残す。
・1994年 Heicoモータースポーツ BMW M3 E36でニュルブルクリンク24時間耐久レースで総合優勝。シーズン通算7勝を挙げる。
・1994年 ポルシェ911 RSR(3.8L) デイトナ24時間耐久にてGTクラス第1位、総合3位。鈴鹿500kmGT-2クラス第1位。 鈴鹿1000kmGT-2クラス第3位。 Zhuhai(中国)GT-2クラス第1位、総合3位 。
・1995~1997年 ドイツボルボの依頼でHeicoモータースポーツは2台のボルボ850ターボをグループAで使用し、ニュルブルクリング24時間耐久レースで大きな成功を収める。

フランクフルトのやや南に位置するダームシュタッドに本社を置くHEICO SPORTIV(ハイコスポルティフ)は1997年、Heicoモータースポーツとボルボディーラーであるオートハウス ヘディケの2社により共同で設立されました。設立にあたって両社はモータースポーツとチューニングを専門に扱ってきた5名を含む計48名を新たに採用、さらに新会社にはそれぞれが培ってきた経験、ノウハウまでもが惜しみなく投入されました。
オートハウス ヘディケは、1989年にHEICO SPORTIV本社と同じくダームシュタッドに設立、以来ドイツの全ボルボディーラーの中で最も高い販売実績を上げてきました。オートハウス ヘディケがHEICO SPORTIVの共同設立に参加するにあたっては、その販売活動を通して蓄積したボルボ製品に関する貴重で豊富な経験が大きく生かされました。また、販売を通してユーザーの方々と直接のお付き合いをさせて頂いたことも重要なアドバンテージになりました。
1990年に設立されたHeicoモータースポーツは、創業当初から歴史的なモータースポーツに参戦を開始します。1991年よりBMW、ポルシェ、ボルボの量産車をベースとしたレーシングカーの開発、サービス、サポートサービス等を積極的に展開しました。 Heicoモータースポーツは、その実力と将来性を様々なレーシングイベントで証明してきました。
Heicoモータースポーツはこれらの経験をHEICO SPORTIVに取り入れました。こうした基盤のおかげで、HEICO SPORTIVの名はすぐにチューニングの分野とユーザーの間で知られることとなったのです。HEICO SPORTIVの強さは、モータースポーツに関する技術的知識とクオリティ、そしてレーシングドライバーとの豊富なコミュニケーションにありました。

・1997年 HEICO SPORTIV営業開始とともに最初のチューニングパーツをリリース。
・1998年 HEICO SPORTIVはドイツボルボのサポートを受け最初のS40レーシングカーをグループA向けに製造。ニュルブルクリング24時間耐久レースに参戦。
・1998年 HEICO SPORTIVは "オフィシャルボルボモータースポーツパートナー1998"という認定を受ける。
・1998年10月 HEICO SPORTIVはVDAT e.V.(ドイツ自動車チューナー連盟)に加盟を果たす。HEICO SPORTIVのチューニングの質の高さはVDAT e.V.にも認められた。
・1999年4月 HEICO SPORTIVはドイツボルボのサポートを受けグループA参戦用のS40を製作。ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦。
・1999年4月 ニュルブルクリンク4時間耐久レースにてHeico Sportiv S40がクラス2位、総合22位(151台中)
・1999年5月 ニュルブルクリンク4時間耐久レースにてHeico Sportiv S40がクラス5位、総合32位(159台中)
・1999年7月 ニュルブルクリンク4時間耐久レースにてHeico Sportiv S40がクラス5位、総合29位(159台中)
・1999年7月 HEICO SPORTIV、ダ-ムシュタッドのEschollbruckerに移転。
・1999年8月 ニュルブルクリンク6時間耐久レースにてHeico Sportiv S40がクラス3位入賞、総合30位(172台中)。この結果から再びS40のポテンシャルの高さを証明。ドライバーはUli AndrzとPeter Wyss。
・1999年11月 ニュルブルク4時間レースにてHeico Sportiv S40がクラス3位(23台中)、総合26位(178台中)に入り、シーズンを無事に終える。ドライバーはPatrick SimonとRainer Wehner。

HEICO SPORTIVは今年もニュルブルクリンクの耐久シリーズに新しいシャシーを得たV40で全戦参加しています。HEICO SPORTIVがレースに参加し続けている理由の一つはスタッフ全員がモータースポーツをこよなく愛しているからです。そしてそこからは、特に高速域での空力やパーツの耐久性など、ストリートカーに対するフィードバックも数多く得られるからです。
HEICO SPORTIVの歴史は常にモータ-スポーツと共にあります
私たちはボルボユーザーの求めるクオリティとテイストに応えられるチューニングパーツの開発に常に情熱をもって取り組んでいます。これからもHEICO SPORTIVが送り出すチューニングパーツ、チューニングテイストにご期待下さい。